保険会社と揉めていた状態から約70万円増額した事例

交通事故事件の概要

・依頼者 32歳 女性 パート勤務(兼業主婦)
・傷病名 肋骨骨折、頚椎捻挫
・事故態様 依頼者が優先道路を走行中、相手方車両が丁字路から当該優先道路進入し、運転席に側衝突した(過失割合90:10)
・争点 慰謝料、休業損害 

交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

弊所への依頼前、依頼者は相手方保険会社の担当者と激しく口論になるなどしたため、相手方保険会社は弁護士を立てた。
相手方保険会社は、依頼者をクレーマー気質の厄介な人間のように認識していたが、実際には、単に正義感が強い人だった。
相手方保険会社がこのような認識をしていたため、その認識に乗っかるような形で交渉を進めることにした。
具体的には、「こんな金額じゃ、依頼者は納得できないのはわかりますよね?」「依頼者、カンカンですよ。」と言って増額を引き出すことにした。
結果、慰謝料を赤本100%、主婦休損を請求の80%で示談することになった。
依頼者は70万円近くの増額を非常に喜んでいた。